先生は19歳
私はそれ以来3階の自習室に行くことはなかった。



新しい道を歩みはじめなければならないと思ったから。





先生を好きだった2年間で私は成長したし、実力以上の大学にも入れた。




叶わなかったけれど、無駄じゃなかった。




いつまで


どれだけ


先生を想い続けられるか分からない。


けれど、きっとこの気持ちを忘れることはできない。


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