先生は19歳
「おい、怒るぞ!」

「ん?」


隣を見ると呆れ顔の先生が・・・



「シャーペンを持ちなさい」

「・・・ごめんなさい」


素直に謝って、私はやっとシャーペンを持つことに決めた。


私が塾に通ってるのは「大学受験」のためじゃなくって、学校の授業についていくため。


情けないけど、私にとっては切実な問題なんです。

私の学力じゃ、到底学校のレベルについていけないんです。



あぁ・・・悲しい・・・
< 3 / 228 >

この作品をシェア

pagetop