先生は19歳
一緒に過ごすクリスマス
時はあっという間に過ぎ、気づけば早12月。

私は9月に誕生日を迎え、17歳になっていた。


もうすぐクリスマス。

ユリちゃんは楽しそうだけど・・・私は・・・

まぁ、当たり前か(泣)

先生はどうやって過ごすのかな・・・?




あれから先生と私の関係は、最初のころほど仲良くは無いけど、普通にしゃべるようになっていた。

「なあ、今日塾来る途中でティッシュ配ってる人いなかった?」

「え?いたっけ?」

「じゃあ帰りにさぁ、あのティッシュもらってやってよ。あれ配ってんの、俺の友達なんだ」

「先生は貰ってあげたの?」

「いや、シカトした(笑)だから罪滅ぼしに、お前に頼んでんの」



なんという自己中な・・・

でもまぁ、貰えるもんなら貰っとこうかと、私はOKした。






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