先生は19歳
バレンタインは儚く
「ねぇねぇ唯子、どっちのラッピングがいい?」



ただ今、私とユリちゃんは某大型ショッピングセンターに来ています。

ユリちゃんのバレンタインの準備をするために。



ハル君のことを考えてるユリちゃんって可愛いなぁ~



そんなことを思っていると、ユリちゃんが言った。


「で、唯子は先生に渡すの?」

「・・・一応」



< 76 / 228 >

この作品をシェア

pagetop