先生は19歳

「・・・俺、ここのバイト辞めないことに決まったから」




―――――――ぇえええええ!?!?



「は?は?なんでまたそんなに急に?」

「いや、実は『講師足りないんで辞めないでください~(泣)』って言われたんだよ」

「え゛え゛え゛え゛~~!?じゃあ先週の私、泣き損じゃん!!」

「そんなことで泣くなよ(笑)」










そう言って笑った先生の顔は少しいたずらっぽくて・・・


まだこの笑顔を見続けれる・・・・


そう思っただけで温かい気持ちになれた。

ずっとずっと傍にいたい、いてほしいって思えた。

< 91 / 228 >

この作品をシェア

pagetop