好きで付き合ってませんから!
「そこで!俺、今度の生徒会長選挙で立候補して、 コイツらの支援を頼もうと 思うんです」


せ…生徒会長って…
アンタまだ1年の分際で…


「おぉ!それは良い」

良くない02!!!


「じゃあ、先生は世界のため、いや、橋本のための 選挙用紙をもらって来るから、これでホームルーム終わり!今日は特に連絡なし!以上!」


先生は出ていった。



「みあ〜!」
夏々が心配そうな顔で
駆け寄ってきた…

…と思ったら、
アタシの手を急に引っ張って 廊下に出ていった…。



「な…なんでしょうか?」

「みあ!アンタ今日大丈夫だった?!電気走らなかった」


「あ〜…! 電気走らなかったよ?なんか分かんないけど」


そう、なぜか電気が
走らなかった。


「良かったあ〜… 電気が走らないなら ひとまず安心だ。…でも、相手が白井だよ?最悪じゃん」


「ハハハハ…」


ガラ……


びくっ


いきなり白井友が出てきた

しばらく視線が合ったまま何が起きるかと思えば、 スタスタどっかに歩いて行った。



「なあに、あれ!」
夏々が白井友の後ろ姿を 睨み付けている。


そう、これほどまで
アイツは女子から嫌われてる。


「とりあえず地球のためだし、仕方ないよね…」

「みあ……」
夏々は泣きそうな目を
している


「大丈夫だよ!なんとかなるよ」


「きっと白井も、みあのその優しいオーラに放たれたら 好きになってくれるよ…」

そんなオーラ出してないけどなあ〜…(^-^;
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