好きで付き合ってませんから!
☆★2★☆

危機

「すごいわねえ〜」 これはあの能天気な
我が母の声。


白井友のお母さんに
描いてもらった絵を
しみじみ見て感動してる


「アタシこんなに可愛く
ないんだけどなあ」


描いてもらった絵は
確かに和むんだけど
多少可愛すぎる

でもコレはアタシの宝物に
するんだッ


さすがに自画像は
部屋には飾れないけど…


「お母さん嬉しいわ
こんなスゴイ画家の
お母さまとあんなに
カッコイイ男のコが身内に
なるなんて」


能天気だなあ(--;)
本当に…


「白井くんは
ちょっと苦手だよ」


「あら、そうなの?!
さっきだってちゃんと
家まで送ってきて
くれたのに…」



「別にホントに
送ってもらったダケで
たいして話しとか
しないし…」


そう。

さっきも送ってきて
もらったけど…、

「白井くんは
普段学校以外は
何してるの?」


「…寝てる」


「そ…そうか(--;)
じゃ、さ、好きな
歌手とか」


「お前に言っても
多分知らねえ歌手だよ」


「へえ〜〜…(-_-;)」




みたいな感じだった。
しかもメールするとか
言って来ないし


地球の運命背負ってる
自覚ないのかなあ?(--;)
< 27 / 38 >

この作品をシェア

pagetop