好きで付き合ってませんから!
「アンタ達さ〜、仲良くなったんじゃなかったの!?」
夏々がアタシに呆れた顔で 言う。


「なったよ?メールもしてるし、」


「メールでしょう?どうせ、アンタ達だから直接だと あんま話さないんでしょ?う〜ん、そんだな、白井はクールぶって話さない、
アンタは単に男子と話しなれてないだけ」


「………………」


「図星!」


「でも、白井君はクールぶってるわけじゃ…」


「じゃあ、何?アンタと一緒で恥ずかしく話せませんって?それはナイだろ〜」


夏々は腹を抱えて
笑ってる


「単に無口なんじゃない?」


「…それはクールぶってんのと一緒じゃん!」


いや、違うでしょ
どうやら夏々の頭は
無口=クールぶってるに
なってるらしい…
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