花の声

びっくりして目を開けると、そこにはあの彼、
中村ノエルが立っていた。


「……こんにちは。先輩」
ニコッと微笑む中村くん。

さっき無視されたばっかなのに……懲りてないの??

私の顔に降ってきたモノは、花びらだった。


毎日キレイにしてきてる制服に花びらをかけられて、私はちょっとムカッときた。



「ちょっと……なにするの?!」
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