至適彼氏
授業も始まり、葛城君がいるチームと対戦するコトになった。
たまにいるんだよね、女の子相手でも本気で投げるヤツ。
そんな男子の投げたボールが、逃げ遅れたあたしを狙ってる。
当たる!!
そう思ったトキにはもう遅く、目の前にボールがきた。
動くことが出来ないあたしは、ただ目をつぶる。
当たったら、痛いよね。
ってか、絶対痛いじゃん!!
てゆーか、女の子を標的にすんな!!!
次の瞬間、顔にふわっと温かいものがきた。
何?
痛くないから、ボールじゃないよね…。
アイツの投げたボール、手元狂った?
ワケが分かんないまま、目を開ける。
「うひゃぁ!!」
目の前には、男の子の胸元。
あたし今、誰かに優しく抱きしめられてる状態。
たまにいるんだよね、女の子相手でも本気で投げるヤツ。
そんな男子の投げたボールが、逃げ遅れたあたしを狙ってる。
当たる!!
そう思ったトキにはもう遅く、目の前にボールがきた。
動くことが出来ないあたしは、ただ目をつぶる。
当たったら、痛いよね。
ってか、絶対痛いじゃん!!
てゆーか、女の子を標的にすんな!!!
次の瞬間、顔にふわっと温かいものがきた。
何?
痛くないから、ボールじゃないよね…。
アイツの投げたボール、手元狂った?
ワケが分かんないまま、目を開ける。
「うひゃぁ!!」
目の前には、男の子の胸元。
あたし今、誰かに優しく抱きしめられてる状態。