至適彼氏
勉強…?
そうは言うものの、ほっとしているあたし。

よかったぁ、へんなコトじゃなくって。




「臨機応変。バカだから、そんな言葉も知らないか?」


言いながら葛城君が体勢を変えてくる。



ほえ?
これって本当に今から勉強するの?


だって、後ろから葛城君が抱きしめてる状態なんですよ?

おまけにあたし、葛城君の太ももの上に座ってるんですけど!!
ダイレクトに生脚が当たってますよ。

葛城君の腕、あたしの胸に触れてる気がするのは気のせい…?



「勉強の成果、確認しとかないと。間違ったら、お仕置きな。」



この状況で!?

アナタ平然としてるけど、こっちはそれどころじゃないよー!!



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