至適彼氏
「“I suspect that he missed tha train on purpose.”」

「私は、疑う…。彼が、電車…。」


あたしの言葉がつまると、葛城君の手の力た再び強くなってきた。


「わざと。」

「え…?」

「“私は、彼がわざと列車に乗り遅れたのではないかと疑う。”」


ふっと、耳に息を吹きかけ舐められる。


「んんっ。」

「俺もそう思う。仁菜ってばわざと間違ってない?本当はこうして欲しいとか?」



首筋に、チクンと痛みが走る。
葛城君の手が、短パンの中に入ってくる。


「ダメっ…。ああっ…。」

「ちゃんと可愛い声出るじゃん。もっと聞かせてよ。」


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