蒼い月~さよならのサイン~
浩一の企画した食事会は楽しく過ぎた
食事後もうじき始まる文化祭について話の花が咲いた
「Aクラスは何やるんだ?」
「オレ達は、メイド、執事喫茶。」
「晶のクラスは?」
「うちらわぁ~、…何だっけ?」
浩一に助けを求めるように浩一を見た
「うちのクラスは占いだろ。タロット占いらしい。」
「あっ!そうそう。確か~そうだった!」
「まさか、晶が占いを?」
晶の予知能力なら100%当たるに違いないと俊は思った
「…俊?なんで晶が占うのよ。」
しまったと俊は思ったが、
「あ、晶。もしかして、居ない間に勝手に決められちゃったとか?」
彩名がそう言ったので俊はほっと一息ついた
「まっさか~、あたしが、占い師なんてさ~。タロットのカ~ド覚えれないよぉ~。」