蒼い月~さよならのサイン~
「あはは。晶にはちょっと難しいかもね。カードの意味も覚えなきゃいけないし、上下の方向によってまた違う意味を持つしね。」
「えぇ~、そうなの~!?じゃあ、そんなの~、ぜったい~無理!!」
「「あはは。」」
彩名と晶と浩一は笑っていたが俊は笑っていなかった
それに彩名はきづいていなかった
しばらくして、浩一が彩名と俊を自宅へ送り届けた
彩名は外泊を渋々だが受け入れた
今日は浩一先生の手料理に免じてだからね!、と釘を差した
帰宅すると、浩一はベランダに出て一服していた
しばらくして晶もベランダへ行く
ベランダに出るとひんやりとした風が吹き一瞬ぶるっと震えた