蒼い月~さよならのサイン~
最後の文化祭
2017年11月某日
文化祭 当日
「ついに始まる…」
屋上にいた晶は呟いた
彩名はメイドとして喫茶店のウェイトレスをしていた
「お帰りなさいませ。ご主人様、お嬢様。こちらへどうぞ。」
カップルと思われる男子学生と女子学生がやってきた
彩名は空いている席へと案内する
「あのメイドさん可愛い。」
「だよな~。」
彼女と思われる女の子が男の子の腕をグーで殴る
「なんだよ~。」
「そこは綾子の方が可愛いとか言うもの!」
「お前が先に可愛いって言ったんだろ。」
「あたしはいいの!」