蒼い月~さよならのサイン~


さおりは何度かこっちを振り返ったが意を決して男子の元へ恥ずかしそうに歩いて行った



そんなさおりの姿をにこやかに見送る

なにやらさおりはその男子と話しをしている




そして何か紙を交換した




それが終わると小走りでこっちへ帰ってきた




「ケー番とメアド交換しちゃった!」

「やったね!さおり!」




「でも、ちゃんと連絡くれるかな?」

「さぁ。どーだろー?」

「えぇー。!」

「なんちゃって。さおりをいじるのがあたしの生きがいだからー?大丈夫!きっと。」

「くっそー。今まであやなをいじるのがあたしの役目だったのにぃー!」




「あははっ!」






< 127 / 446 >

この作品をシェア

pagetop