蒼い月~さよならのサイン~



玄関口には外部からやってくる人々に各々のクラスの呼び子がチラシを配っていた







「彩名!」



人混みの中から俊の呼ぶ声が聞こえた






一生懸命人混みの中から俊を探す


よく目を凝らすと



俊が右手を上にあげて手を振っていた






「おまたせ!」

「オレもいまさっきチラシ配り終えた所。」



「俊、お疲れ様。」


< 129 / 446 >

この作品をシェア

pagetop