蒼い月~さよならのサイン~







「翠。私、今までとても幸せだったわ。それは貴女がいてくれたおかげ。」





「私は…貴女が居なければ生きてる意味がないわ…。お願い。一緒に逃げましょう。」






「翠。これは、私の死は民の未来への希望でもあるの。貴女なら解るでしょう?」




「そんなもの解らない!解らない…わ…。」




翠は子供の様に泣きじゃくった

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