蒼い月~さよならのサイン~

月夜の誓い





儀式の数日前






翠と雅臣は仕事の合間をぬって会っていた




そこは初めて二人が出会った





桜の木の下



11月で冷たい風が吹いていた


夜空には満点の星が瞬いている






「雅臣様。私はどうしたらいいのでしょうか…?」

どうしたら…いい…の…




「私が言うまでもなく、君はもう決めているんだろう。」




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