蒼い月~さよならのサイン~




「で、あたしは儀式で死んだ…。でも、何かが思い出せない。なんだろう。何か大切な…」



心配そうに俊は彩名を見つめている





「何か…もっと大切な…。思い出したいけど、思い出したくない。…ッ」


ズキン

頭に強烈な痛みが走り彩名は頭を押さえた





「大丈夫か?彩名!」


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