蒼い月~さよならのサイン~
《俊は悪くないじゃん!晶から聞いたよ。晶が悪いんだから俊が謝らなくていいよ!晶の寝起きの悪さにはあたしも困り果ててるの!こっちこそごめんね。(;_;)彩名》
「はぁー。」
無意識に溜め息が出る
しばらくは晶と顔を合わせるのも口をきくのも嫌だった
プシュー
電車のドアが開く音がする
いつの間にか駅に到着していた
ホームに立つと下り車線のホームに浩一の姿が見えた
いつもは車通勤だった為、電車での通勤は珍しい事だった