蒼い月~さよならのサイン~
「今度はいつまでも一緒だ。もう千年は待たないし、待たせない。」
「…はい。」
「それと、今日、晶は一日この文化祭を楽しむ事!」
「でも…。」
「これでも元東神巫だぞ?近い未来は全て解ってる。たまには全て私に任せなさい。」
「はい。」
「よしよし。いい子だ。」
「だから、子供じゃないってば。」
「ははっ。じゃあ、行ってきます。」
「…ありがとう。浩一。」
バシュッ
浩一の姿が消えた
本当にありがとう 浩一
晶ははめられた指輪を見て
また一粒
涙を零した