蒼い月~さよならのサイン~
前世の夢心地と現実
《遡る事8ヶ月前》
2017年4月
ピピピピッ
ピピピピッ
手探りで枕の横に置いてあるケータイのアラームを止めた
だるそうに起き上がると壁に掛けてあった制服に袖を通す
勉強机の横にある等身大の鏡がそのスレンダーボディーとふんわりとした茶色のロングパーマの髪を映した
そして
テーブルに置いてある化粧ポーチから化粧品を取り出し手慣れた手つきでメイクをした
いつもの様につけまつ毛を付け、アイライナーをしっかりと引く
その女性は
三浦晶17才
都立高校に通う三年生だ
晶は化粧の性か年の割に大人びて見えた
支度を済ませるとキッチンへと向かい珍しく朝食の準備を始めた
食パンにハムエッグサラダを二人前用意し終えると自分の隣の部屋をノックする
ドアには、小さなコルクボードが掛けてあり
『彩名の部屋』
と書かれてある
しばらくしても返事がないので、ドアを開けた
すると
彩名はまだぐっすりと眠っていた
彩名と晶は
一卵性の双子だった
晶と全く同じ顔つきだが、彩名は髪の毛の色は真っ黒でミディアムヘアだ
2017年4月
ピピピピッ
ピピピピッ
手探りで枕の横に置いてあるケータイのアラームを止めた
だるそうに起き上がると壁に掛けてあった制服に袖を通す
勉強机の横にある等身大の鏡がそのスレンダーボディーとふんわりとした茶色のロングパーマの髪を映した
そして
テーブルに置いてある化粧ポーチから化粧品を取り出し手慣れた手つきでメイクをした
いつもの様につけまつ毛を付け、アイライナーをしっかりと引く
その女性は
三浦晶17才
都立高校に通う三年生だ
晶は化粧の性か年の割に大人びて見えた
支度を済ませるとキッチンへと向かい珍しく朝食の準備を始めた
食パンにハムエッグサラダを二人前用意し終えると自分の隣の部屋をノックする
ドアには、小さなコルクボードが掛けてあり
『彩名の部屋』
と書かれてある
しばらくしても返事がないので、ドアを開けた
すると
彩名はまだぐっすりと眠っていた
彩名と晶は
一卵性の双子だった
晶と全く同じ顔つきだが、彩名は髪の毛の色は真っ黒でミディアムヘアだ