蒼い月~さよならのサイン~







俺達はそこで最後を迎える






誰に知られるでもなく






ひっそりと





「…ごめんね。浩一。」



「置いて逝かれるよりましだ。昔みたいにな。…今度は私を置いて逝かせない。」



晶は切なそうに笑った



そう



今度は




ずっと




一緒だ…





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