蒼い月~さよならのサイン~


「僕、入学して早々なんですが、先輩を初めて見かけた時から・・・・。」



「先輩の事が…好きです!付き合ってください!」







「ありがとう。村瀬君。」

村瀬は一瞬喜びそうになったがすぐに勘違いだと理解した




「……でも、私には昔から好きな人がいます。だから…貴方の気持ちには答えられません。本当にごめんなさい。」

彩名は村瀬に頭を下げた


「いえいえ、僕が勝手に・・・。」







頭を上げて彩名は村瀬に伝えた



「本当にありがとう。」




「じゃ、僕は帰ります。僕こそありがとうございました!」



村瀬は走って去っていった






< 30 / 446 >

この作品をシェア

pagetop