蒼い月~さよならのサイン~
「僕、入学して早々なんですが、先輩を初めて見かけた時から・・・・。」
「先輩の事が…好きです!付き合ってください!」
「ありがとう。村瀬君。」
村瀬は一瞬喜びそうになったがすぐに勘違いだと理解した
「……でも、私には昔から好きな人がいます。だから…貴方の気持ちには答えられません。本当にごめんなさい。」
彩名は村瀬に頭を下げた
「いえいえ、僕が勝手に・・・。」
頭を上げて彩名は村瀬に伝えた
「本当にありがとう。」
「じゃ、僕は帰ります。僕こそありがとうございました!」
村瀬は走って去っていった