蒼い月~さよならのサイン~



しばらく夕日を見ていると太陽がビル群に飲み込まれて行った




そして代わりに色とりどりの色の電球が周りの木々を光らせ彩った




中央の小さな広場に30メートル程の大きなツリーが飾られていた


呼吸をしているかのようにライトがキラキラと光を放つ




「明日はクリスマスイブだね。」


「…そうだな。」



解っている


私達には明日は来ない



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