蒼い月~さよならのサイン~
「…くっ…。」
「…っ。」
二人は苦しそうに顔を歪めた
身体からとめどなく神力を放出し、血の気が引き、顔が青ざめてゆく
マグマの噴出しようとする力で身体が後ろにのめりそうになりながらも必死で神力を火口へと注いだ
浩一は今にも意識が遠のきそうになりながらも一点を見つめ力を放つ
もう少し…
あともう少し…
晶は最後の力を振り絞り火口へと神力を放出した
バシュッッッ
メニュー