蒼い月~さよならのサイン~



仰向けに倒れた晶の目の前には蒼い蒼い満月が昇っていた




「ふっ…。」



晶はこんな時にも関わらず、笑みを零す




「また…蒼い満月ね…。」



トクン トクン






晶は笑いながら涙がとめどなく溢れてきた







身体を動かす力はもう残ってはいなかった









トクン トクン




晶は目線を下ろす















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