蒼い月~さよならのサイン~



翠は真っ直ぐ前を向き神子湖に向かい歩き出した




シャラン


シャラン



一歩また一歩と湖面へと近づく




誰一人として[翠]だとは疑わなかった









雅臣以外は





湖のほとりに来て翠は雅臣を見つめた




雅臣は無理矢理笑顔を作る




翠は優しく微笑んだ





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