蒼い月~さよならのサイン~


「だってぇ~、すぐに分かるよ~!こんなにぃ~大事そうに~ペットボトル持ってるしぃ~」





「…なにより~、顔が~ニヤけちゃってますよぉ~!!まさかぁ~、あの俊とね~!」



「なんで、俊って?!」




「そ、そんなの~見てれば分かるよ~!それに…たった一人の家族なんだから、一番最初に…おめでとう!って~言いたいじゃ~ん!」




晶が抱き着いてくる


「晶!ありがとう!」



私は顔を真っ赤にして


多分半分笑い半分泣きながら


晶と抱き合った



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