蒼い月~さよならのサイン~



一瞬にして周りの景色が変わり、二人は富士山山頂にいた




刺す様な山の風で、病室に居たため薄着をしていた俊は思わず身震いした


ドクンドクンドクンドクン


彩名は風の冷たさには全く気づかずに周囲を一生懸命見渡す




どこ…



ドクンドクン

どこ?



ドクンドクンドクンドクン


晶はどこ!!!






その時だった


少し上に人影らしいものが見えた










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