蒼い月~さよならのサイン~



「本当に晶はバカなんだからー!!」


「だな。ははっ。」

「もっと言ってやってくれ。彩名。」




「ひどい~!!俊君も浩一も~!!…くしゅん。」


ブルッと晶が身震いをした



「家に帰ろう。」



彩名の言葉に晶と浩一と俊は微笑み頷く





四人はお互いに手をしっかりと繋いぐ



そして、一瞬にしてその場から消え去った





富士山が月に照らされ



蒼く輝いていた








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