蒼い月~さよならのサイン~
始まり
2018年 春
4人は東京大学赤門前にいた
「島田先生驚いてたよな~。まさか晶が東大合格するとはさ。」
「ふふっ。」
「晶なら当然だろう。」
「そういう浩一先生こそなんでいるの?」
「あ、彩名と俊には言ってなかったか?今日からここの…母校の教授として招かれてな。」
「マジで?!」
「浩一ずっと断ってたんですって。」
「浩一先生…あ、教授って呼ばなきゃいけないかな?」
「彩名、もう浩一でいいさ。」