蒼い月~さよならのサイン~
結局一人で
学校へ登校した
あれから晶を起こそうとしても
いつも通り
全く起きてくれなかった
今日はいつもの教室が
いつもとは違う感じ
ドキドキと
不安と
入り交じった
なんと言ったらいいか
わからない
この感じ
教室のドアはすでに開いていた
中からは生徒の話し声が聞こえる
もう教室にいたら
なんて言えばいいかな…
元気に「おはようっ!」
やっぱり普通に「おはよう!」かな?
そんな事を
考えてると
背中をポンと
叩かれた
ビクッ