蒼い月~さよならのサイン~


「おはよ!彩名!」



「わっ!あ、なんだ。さおりか。」



「なんだ、って失礼な!それに何驚いてるの?」



「ううんっ、なんでもない。おはよう。」



「彩名、数学の宿題でいまいち解らない所があるから教えてー。」



「うん。いいよ。」




とりあえず席に着いて


落ち着こう


うん




席に着くとさおりも自分の席にカバンを置いてすぐに数学の宿題の用紙だけを
持ってきた



「で、ここの問題なんだけど…。あ、おはよう、俊君」



近くにいつの間にか俊が
やってきていた


< 46 / 446 >

この作品をシェア

pagetop