蒼い月~さよならのサイン~
「俺達は、前世の記憶を夢で見るんだ。通常は眠ったときに夢で見るものだが、今回のように記憶の方が自我を洗脳してしまい、強制的に思い出させてしまう時が稀にある。今回がそうだ。」
「それを思い出してどうなるんだ?」
「それはその思い出す記憶にもよるが、俺達のように能力の使い方を思い出したりだな。」
「能力って・・さっきの晶みたいな・・?」
「あったり~!あ、ちょっと~場所変えた方がぁ~、いいみたい!」
晶は浩一の腕を掴んで俊の元へ歩み寄った
そして浩一は俊の肩を掴み、晶は彩名の手を握った
その瞬間に4人は図書館から姿を消した
バシュッ