蒼い月~さよならのサイン~



そっと唇が離れた








ゆっくりと目を開けるとそこには






顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに俯いている俊と彩名がいた







「……返事は?」





彩名は上目づかいで言った






「…はい。」














オレ達は何も知らずにいた


これから彩名に降りかかる


辛い未来と


浩一と晶の背負っている

大きな闇

を知らずに




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