蒼い月~さよならのサイン~


教室を出てしばらく廊下を早足で歩いていると



目の前から3学年のFクラスの担当教諭




渡辺浩一



が歩いてきた





「どうした?三浦!」




「ちょっと~具合がぁ~悪くてぇ~。」





「そうか。大丈夫か?」




そう言うと渡辺は晶の肩を支えた



そして一階の保健室へと向かう為に試験中の教室から離れた端の階段へと着いた






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