~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅲ 竜と闇黒の王
「方角ヲ指定(さあさあ観客はどちらへ) 東方(自然豊かな地) 南方(暑く過酷な地) 西方(争いに満ちた地) 北方(飢えと寒さに苦しむ地) 中央(人々の行き交う地) 目指スハ北方(ではでは北方といきましょう)」
四枚の式紙の鳥の輝きが増し、それぞれを光が結び陣を作り出す。
「符 式 行 方 ソレゾレ解サレレバ(はいはいこれで準備は整いました)」
常磐はニヤッと笑い、メガネを指で押し上げる。
ゆっくりと右手を挙げ、中指と親指をあわせた。
「スナワチココニ気ヲ集ワス(待った無しのショータイム)!!」
パチン、と指を弾いた。
呪文の完成と同時、青く輝く式紙が、その青い光が巨大な熊へと、その下にいる藍奈へと集った。
四枚の式紙の鳥の輝きが増し、それぞれを光が結び陣を作り出す。
「符 式 行 方 ソレゾレ解サレレバ(はいはいこれで準備は整いました)」
常磐はニヤッと笑い、メガネを指で押し上げる。
ゆっくりと右手を挙げ、中指と親指をあわせた。
「スナワチココニ気ヲ集ワス(待った無しのショータイム)!!」
パチン、と指を弾いた。
呪文の完成と同時、青く輝く式紙が、その青い光が巨大な熊へと、その下にいる藍奈へと集った。