~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅲ 竜と闇黒の王
「やっぱりそれか」
笑みはいつしかため息になっていた。
「もう何を言っても無駄だろう。好きに暴れて来い」
“恩に切るぜ、帝(みかど)”
瞬間、少年の炎の髪がさらに温度を増した。
「相変わらず、この炎扱いにくいな」
少年は柔らかに、しかし強く微笑した。
「天皇(すめらみこと)の竜、いやネロ・メイル!」
右手を大きく振った。地獄の業火が夜の闇を切った。
「テメェのその腐った魂、俺の炎で焼き尽くす!!」
笑みはいつしかため息になっていた。
「もう何を言っても無駄だろう。好きに暴れて来い」
“恩に切るぜ、帝(みかど)”
瞬間、少年の炎の髪がさらに温度を増した。
「相変わらず、この炎扱いにくいな」
少年は柔らかに、しかし強く微笑した。
「天皇(すめらみこと)の竜、いやネロ・メイル!」
右手を大きく振った。地獄の業火が夜の闇を切った。
「テメェのその腐った魂、俺の炎で焼き尽くす!!」