~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅲ 竜と闇黒の王
常人の眼では、ここまでの一瞬の出来事を目に取ることは不可能だったろう。
どちらも人間技ではなかった。
「ひとツ、面白い話ヲしようカ」
唐突にアドロが呟いた。思わず璃寛の手が止まる。
しかしアドロはかまうことなく、勝手に話を続ける。
「今、ある魔法使イたちの間デ、面白イ計画が考えられてイる」
「計画……?」
「そウ」
遠くで体を伏せながら尋ねるカーキーに、アドロは可笑しそうに笑いながら応える。
「楽園計画(プロジェクト・シャングリ・ラ)」
どちらも人間技ではなかった。
「ひとツ、面白い話ヲしようカ」
唐突にアドロが呟いた。思わず璃寛の手が止まる。
しかしアドロはかまうことなく、勝手に話を続ける。
「今、ある魔法使イたちの間デ、面白イ計画が考えられてイる」
「計画……?」
「そウ」
遠くで体を伏せながら尋ねるカーキーに、アドロは可笑しそうに笑いながら応える。
「楽園計画(プロジェクト・シャングリ・ラ)」