~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅲ 竜と闇黒の王
それから追い出された全員は特にすることもないので、言われたとおり解散することにした。
常磐、藍奈、璃寛と檸檬はそろって自分らの寮へ、紫音、茜、朽葉は学園外にある自宅へ足を向ける。
麟紅は、というと、
「紫音、そういえば今日はバイトだった。ちょっくら行ってくる」
「ええ!? 今日はシチューを作ろうと思ってたのに!」
「シチュー? それ、おいしいんですか?」
「ご飯が必要のない白いカレーでござるな」
「七時から十一時までのシフトだから残しといてくれよ。帰ってから自分で温めて食うから」
紫音の首肯を認めると、麟紅は足早にバイト先へかけていく。そういえば、傘を学校に忘れた。明日雨が降ったらどうしようか。
常磐、藍奈、璃寛と檸檬はそろって自分らの寮へ、紫音、茜、朽葉は学園外にある自宅へ足を向ける。
麟紅は、というと、
「紫音、そういえば今日はバイトだった。ちょっくら行ってくる」
「ええ!? 今日はシチューを作ろうと思ってたのに!」
「シチュー? それ、おいしいんですか?」
「ご飯が必要のない白いカレーでござるな」
「七時から十一時までのシフトだから残しといてくれよ。帰ってから自分で温めて食うから」
紫音の首肯を認めると、麟紅は足早にバイト先へかけていく。そういえば、傘を学校に忘れた。明日雨が降ったらどうしようか。