~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅲ 竜と闇黒の王
言いながら、女店主はカウンターの下から小ジョッキを一つとビール瓶を取り出した。
「そんなガキにゃあ生が一番。おごってやるから感謝しな」
「ちょっと待て。まさか俺に飲ます気か?」
「聞くまでも無いだろう? 俺は今日本酒を飲んでいる。マスターはもう焼酎の準備をしている。誰がビールを飲むんだ?」
冷静に答えたのは璃寛。いや、確かにわかるけど一応俺未成年だし酒は肝臓に悪いってゆーか俺苦手なんだけど。
「ごちゃごちゃ考えるな。感じるんだ」
何を! とツッコミを入れるより速く、璃寛は開いたビール瓶の口を麟紅の口に無理矢理突っ込んだ。
一つ、麟紅は思った。
イッキ、キケン――。
「そんなガキにゃあ生が一番。おごってやるから感謝しな」
「ちょっと待て。まさか俺に飲ます気か?」
「聞くまでも無いだろう? 俺は今日本酒を飲んでいる。マスターはもう焼酎の準備をしている。誰がビールを飲むんだ?」
冷静に答えたのは璃寛。いや、確かにわかるけど一応俺未成年だし酒は肝臓に悪いってゆーか俺苦手なんだけど。
「ごちゃごちゃ考えるな。感じるんだ」
何を! とツッコミを入れるより速く、璃寛は開いたビール瓶の口を麟紅の口に無理矢理突っ込んだ。
一つ、麟紅は思った。
イッキ、キケン――。