甘々キャンディ



気づいたときには遅く、ポロッと告白してしまっていた。




ついに!

言っちゃった!!




目を大きく見開いてあたしを見つめる先輩に心臓が暴れ出す。




「は?」


「あたし、助けてもらったときから先輩のこと好きみたいです」


「あのさ、
俺今怒ってんだけど?」




呆れたように見下しながらあたしに放つ言葉。



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