甘々キャンディ




sideまい


「悠翔先輩!」



体育後の悠翔先輩を見つけた途端身体が勝手に動いていた。



あたしに抱きつかれた先輩は、目を見開きあたしを見下ろした。




キューン



今のあたしの心臓にピッタリの音。




体育で汗をかいたと思われる身体にYシャツがくっついていて、いつもより一段と色っぽく見える。


「あー!ペットちゃん…」




…ペットちゃん?




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