スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
「では、ごゆっくりどうぞ」
支配人は笑顔のまま、個室を後にした。
支配人がいなくなった今、個室には俺と桃の二人だけだ。
「何食う?」
「えっと…。
いっぱいありすぎて選べないよ…」
メニュー表を見ながら、あーでもない、こーでもない、と呟く桃。
次々に表情が変わるので、見てる俺はいつまでも飽きない。
「決めた!!
あたしコレにする!!」
数分後。
やっとメニューを決めた桃は、俺に笑顔で話しかけてきた。
「分かった。
ちょっと待ってな」
俺はレストランのシェフを呼ぶと、料理を注文した。
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