スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
「桃、顔が赤―――」
「あ…あたし!
シャワー浴びてくるね!!」
あたしは遼平さんの言葉を遮ると、今まで出したことがないくらいの速さでバスルームに飛び込んだ。
…あたし、やっぱり変だよお。
身体中が燃えるように熱い。
この熱さは何…?
シャワーがちょっぴり熱いから?
それとも………。
あたしは、自分自身に現れてきた変化に対して戸惑っていた。
―――遼平さんが、欲しい…。
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