スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
その気持ちは、シャワーを浴びた後も一緒で。
「桃、お前なんかおかしい」
「へっ…??」
挙句の果てには、遼平さんにまで気付かれる始末。
本当、どうにかしてほしい…。
さっきのように、ベッドの中で正座をしながら顔を下へと向けていると、遼平さんがいきなりあたしの視界に入ってきた。
びっくりしたあたしは、思わず正座を崩す。
「何か言いたいことあんじゃねーの?」
「え…?」
遼平さんはあたしの頭を撫でながら言った。
…なんで、遼平さんはこんなにもあたしのことが分かるんだろう。
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