スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
「え………」
野坂も思わず声をあげる。
それほどに、
俺が許したことが予想外だったのだろう。
「もういい。
桃も許してるみたいだしな」
というか…
許してやらなかったら、
桃のヤツ怒るだろうしよ。
「もう、
二度とあんなことしないって誓えるか……?」
「もちろんです…!!」
俺の問い掛けに、
野坂は大きな声ではっきりと叫んだ。
その声は、
青空に吸い込まれていった。
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