スタートライン -Second☆Season- *甘い生活は、俺様社長と?*
幸也の言葉を聞いた俺は、少しだけ心が軽くなった気がした。
重荷が取れた…っていうのか。
俺は幸也に申し訳なさそうに言った。
「じゃ、よろしくな、幸也」
「任せろって!!」
幸也は車の鍵を振り回し始めた。
…ま、まさか。
「幸也お前今日車か?」
「たりめーだろ。
ここまでどうやって来んだよ」
…俺の予想は当たってしまったらしい。
「幸也、俺運転するから」
「は?なんでだよ」
そりゃ決まってんだろ。
…死にたくねーからだよ。
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